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(社畜になる)覚悟はいいか?オレはできてる

情報処理安全確保支援士に合格したのでどんな勉強したか書く

平成29年度秋の情報処理安全確保支援士試験を受験し、合格できた。 うれぴい。 しかし正直まったく安全確保支援できる気がしない。

会社の方針により受験することになった。 断りたかったが所詮俺たちは給料と引き換えに会社に魂を捧げた身ゆえ受験することに。 とてもやる気がでなかったがなんとか合格。 午後Ⅱがたしか62点ギリギリでわろた。

せっかくなので、どんな勉強したか書く。 勉強法にお悩みの方は参考にして下さい。 前提として僕の取得資格は以下。

なので、情報処理試験は全然初めてではなく、 大体の勘所はつかめていたと思う。 勉強期間は大体1ヶ月くらい。 仕事しながらなので、割としんどかった。

今学生で、SIer等のトラディショナルIT企業に就職する予定の人は 是非在学中に情報処理試験を取っておくことをおすすめする。 応用や高度だと合格祝い金みたいなのが出る会社もあるけど、 社会人になってから帰宅後や休日に資格の勉強をするのはやっぱりしんどい。(とてもしんどい)

午前Ⅰ対策(いる人は)

残念なことに午前Ⅰ免除の期間が過ぎていたので受験することに。 過去問を2回分くらい解いてみて、大体8割とれたのであまり勉強しなかった。 過去問は情報処理試験のサイトにある。

午前Ⅰ、Ⅱは4択なのであまり解説は不要だが、 午後Ⅰ、Ⅱの対策の時にある程度解説付きの過去問問題集があったほうが良い。 僕は定番の過去問題集を買った。

平成30年度【春期】情報処理安全確保支援士パーフェクトラーニング過去問題集

平成30年度【春期】情報処理安全確保支援士パーフェクトラーニング過去問題集

午前Ⅱ

僕は午前Ⅱの勉強がもっとも大事だと思っている。 もっとも技術的に深堀されるのは午後Ⅰだと思うが、 その回答を導くための土台は午前Ⅱの範囲をどれだけきちんと理解しているか、である。 なので午前Ⅱの内容を正確に理解することがとても重要。 この問題はこれ、みたいな一問一答形式で記憶するのではなく、 どうゆう理由でその回答になっているか、 対象の技術がどんな仕組みで動いているか、 をきちんと理解してきたい。 なので、参考書をひとまず一周して理解を深め、 そのあと過去問等を解いてあやしい部分があったら参考書を読んで確認すると良い。 参考書に載っていなければ(結構ある)Webで調べて理解するのも大切。

 

実際は紙媒体で買ってしまったが、kindleのほうがどこでも読めてよかったかも。 

ざっと一周参考書を読んだ後は問題集を解いて、各ジャンルごとに理解できているか確認した。 間違った箇所は復習も忘れずに。 ↓みたいなテーマ別になっている問題集だとどの分野が苦手なのかわかりやすいのでおすすめ。

2018 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 (専門分野シリーズ)

2018 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 (専門分野シリーズ)

午後Ⅰ

個人的にもっとも難関なのは午後Ⅰのような気がしている。 前述したが試験中でもっとも技術的に深堀されるような気がする。 午前Ⅱの内容をしっかり理解できているかどうかで午後Ⅰの問題がスムーズに解けるかが別れる。

午後Ⅱ

過去問を1、2年分くらい解いたはず。 もはや午前Ⅱの知識がしっかり定着し、午後Ⅰの問題が解けていればあとは国語の問題だと言える。 読むだけでしんどい。 そもそも1回過去問をとくだけでもしんどいので、勉強は計画的にやったほうがいい。 平日の帰宅後に午後Ⅱを解くなんて僕の体力では無理だったので土日に解いた。 正直せっかくの休日を受験勉強みたいに十何時間もやってられないので、 せいぜい3時間くらいだと見積もった方がいい。 なので休日でも1日午後Ⅱ問題を1回解くのが限界くらいかな。

  あと、午後では総合力が試されるので、 可能なかぎり知っている単語を増やした方が良いと思っている。 問題文にでてくる単語の意味がわからず、どうしようもなくなるのを避けることができる。 というので通勤用にこれを買った。

さっきも言ったが、よく考えれば午前Ⅱ対策の本をkinldeで買えばスマートだったし、この本も不要だったように思う。 まあでもそのへんは好みかな。 ただ、参考書は一冊よりも複数のほうが知識が偏らなくて良さそう。 そこらへんはお財布と相談で。

午後Ⅱの過去問をたくさんこなすのは正直しんどい。 おすすめは午後Ⅰの問題をたくさんこなすことだ。 午後Ⅰは技術的な内容は深堀されるし、ある程度国語力もいるわりに、Ⅰ問あたり大体30分くらいで解けるので量をこなすのに良い。 本当に終盤になってくるとちゃんと問題を解くのすらめんどくさく時間がなくなってくる。 そんな時は過去問題集を使って①問題を見て、②ちょっと考えて、③解説を見る、を繰り返すのがおすすめ。 そうすると情報処理試験でどんな回答を作るのが良いのかパターンが見えてくる。 記述式でどんな回答を作れば良いかで迷う人なんかには良いかもしれない。

スケジュール

No 内容
1 第1週 参考書を読む
2 第2週 問題集を解き、理解があやしい部分を参考書・Webで復習
3 第3週 午前Ⅱ、午後Ⅰの過去問を解く
4 第4週 平日は午後Ⅰ、休日は午後Ⅱの過去問を解く

大体こんな感じだったかな。

さいごに

最終的にはモチベーションとの戦いになるのが情報処理試験である。 勉強していると、

こんなのを覚えたからなんだっていうんだ。。。 そもそも資格取っても給料増えないしあんま意味なくない。。。? おっぱい。。。 などと考えてしまい、勉強がすすまず 結局当日の朝になって受験しても受かる気がしないし、 ていうか今日休日なんだけど、で受験会場に行かないまでがテンプレである。

就活のため、評価のため、合格祝い金のためなど、 資格合格の先に目指すものはそれぞれだと思うけど みんなモチベーションを保って頑張ろうな!!!!